「インターネット(Internet)」とは、特定のルールに従って世界中のコンピューターとネットワークをつなぎ合わせた情報通信ネットワークです。光回線はもちろん、電話回線や携帯電話の無線回線などを経由した接続も可能なため、パソコンやスマートフォンでも利用できるのです。
ネットワークのネットワーク
「インターナショナル(International)」には「国際」という意味があります。これは世界中の国(national)を相互につなげてひとつの集まりとした言葉です。
英単語の先頭に付く「インター(inter-)」は、個々にあるのものを相互につないで総合的に表現する言葉であり、「インターネット(Internet)」とは、まさにコンピュータによる情報通信網(ネットワーク)を相互につなげ、ひとつにした「世界中のネットワークをつないだネットワーク」という意味になるのです。
パソコン 2台でも相互に情報を交換できるようにつながっていれば立派な「ネットワーク」であり、小規模なネットワークを「LAN」と呼び、離れた「LAN」同士をつないだものは「WAN」、そして「LAN」や「WAN」が共通の通信ルール(プロトコル)でお互いにつながれたのが「インターネット」なのです。
インターネットでできること
一般の利用者がインターネットで使える主なサービスは
- 「ウェブ」サービス
- 「電子メール」サービス
ですが「電子メール」も「ウェブ」サービスのひとつである「ウェブメール」で利用できます。
このため「インターネットでできること」は「ウェブでできること」とほぼ同じと考えていいでしょう。そんな「ウェブ」でできるのは
- ネット検索を起点とした各種情報収集
- SNS などを使った情報発信と交流
- その他、様々なウェブサービスの活用
そしてウェブサービスでできることは、ショッピングからゲーム、仕事からプライベートまで多岐に渡り、さらに無限の可能性を秘めています。
関連用語ウェブ
あらゆるモノをインターネットに
最近ではパソコン、スマートフォンはもちろん、家電や小さな電子部品までインターネットにつなげることができるようになったため、情報の交換や活用の範囲はさらに広がっています。
さまざまなモノにセンサーや通信機器を搭載してインターネットにつなぐことで膨大なデータを活用していくことを「IoT(Internet of Things:物のインターネット)」と呼んでいます。
関連用語IoT
インターネットとセキュリティ
その一方、何でもつながるということは、望まない相手ともつながることを意味します。そのためにも利用の方法、特に大切な情報を守るための「セキュリティ」については十分に注意しないといけません。