「ドラッグ(Drag)」とは、マウスの左ボタンを指で押したままマウスを動かす操作方法です。画面上で何かを選択して移動させたいときや希望する範囲を選択したいときに使用します。
関連用語マウス
ドラッグは「引きずる」の意味
カタカナで「ドラッグ」と書くと「薬」を意味する「drug」と区別がつきませんが、パソコンで使われる「ドラッグ」は「drag」で「引きずる」を意味します。
たとえばアイコンをマウスの左ボタンを押して選択(アイコンの色がグレイになる状態に)して、左ボタンを押したままマウスを移動させることで、その動きに合わせて画面上のアイコンも移動します。この移動させる操作がドラッグです。
この移動がまさにズリズリと引きずる感じで「drag」なのです。
ドラッグ&ドロップ
ドラッグと一緒に使われる操作が「ドロップ(drop)= 落とす」です。移動させたいものを希望の場所までパソコン画面上でドラッグしたら、押していた左ボタンを離して(=ドロップして)移動が完了します。
この連続動作を「ドラッグ・アンド・ドロップ(drag & drop)」といいます。
ドラッグで複数ファイルを選択
デスクトップ上またはウインドウの同一画面上で、ファイルのない場所で左ボタンを押し、そのまま対角線上にドラッグをすると、その対角線を囲むように四角形の点線でできた枠が引き伸ばされるように現れます。
その枠の中にファイルのアイコンが触れると、アイコンの表示は灰色(反転表示)になって「選択された」状態になります。
このように点線枠に囲い込まれた複数のファイルは同時に選択することができるのです。