「アイコン（Icon）」とは、画面上に表示される小さな画像のことで、絵柄を見れば、そのアイコンで開くファイルの種類や起動するプログラムなど、ある程度のことが分かるので直感的な操作がしやすくなります。
あるものを象徴する小さな絵
「アイコン」は「icon」というつづりで、辞書的には「図像」つまり「あるものを象徴する小さな絵」ということになります。
「ごみ箱」のアイコンには「ごみ箱」の絵、「フォルダー」のアイコンには「フォルダー」の絵が描かれています。
直観的に分かる内容と役割
たとえば「ごみ箱」のアイコンの上に、不要な「ファイル」のアイコンを移動させると、まるで「ファイル」が「ごみ箱」に吸い込まれるように消えて削除できる状態になります。
このようにアイコンにより何を象徴していて、何ができるかがある程度分かるので直感的な操作がしやすくなるのです。
「フォルダー」のアイコンをダブルクリックすれば「フォルダー」が開いて、その中の「ファイル」や１階層下の「フォルダー」もアイコンで表示されます。
工夫を凝らしたアイコンの絵柄
「ファイル」のアイコンをダブルクリックすれば、そのファイルに適したソフトウエアで開きます。
たとえばワープロソフトの「Word」は頭文字の「W」をアイコンのデザインにも使っています。
右の「Word」ファイルは、「ファイル」の絵柄に「W」が追加されたアイコンなのが分かります。
