「ビッグデータ(Big data)」とは、インターネットの普及や IT の進化で収集および蓄積が可能となった多彩で膨大なデータのことです。その豊富なデータを解析することで規則性や関連性を見つけ、今後の予測や問題の解決などビジネスや社会に役立てることができます。
インターネットが生み出す膨大なデータ
いままでも業務用コンピューターなどに大量のデータは蓄積されてきました。しかし、インターネットの普及により爆発的にデータ量は増え、スマートフォンなどの機器が浸透することで個人情報や位置情報などが紐づいた膨大なデータも得られるようになりました。
もちろんインターネット経由で集まるのは扱いやすいデジタルデータであり、そのままクラウド上で保存管理され、解析から活用までが一気にできる環境となっています。
「IoT」の広がりでさらに増え続けるデータ
急激にスマートフォンは普及しましたが、数的にはいずれ頭打ちになります。しかし今後は「IoT」ということで、電子機器に限らず、あらゆる「モノ」がインターネットでつながり、さらに多彩で膨大なデータが集まるようになります。
このように「ビッグデータ」はさらにビッグになろうとしています。
ビッグデータを活かすには「AI」の進化が必要
すでに扱いきれないほどのデータが蓄積され、増え続けています。そこから有用な情報を効率的に取り出すには、コンピューターに自己学習(機械学習)をさせる必要があり、そのためにも「AI(人工知能)」がクローズアップされています。
「AI」が「ビッグデータ」をもとに機械学習を繰り返すことで賢くなっていくことで、将来どんなことが起きるのか楽しみでもあり、それこそ脅威でもあります。