「パソコン用語集」とは 「パソコン用語解説」で紹介した用語を再編集
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「パソコン用語集」は、連載中の「パソコン用語解説」で取り上げた 700 以上の用語をベースに、基本から最新用語までをひとつずつ、分かりやすく紹介します。各用語に「イラスト」や「一行定義」を用意するなど、ほかにはない特徴を持った用語集として育てていきます。
なぜ、いまさら新たに「パソコン用語集」を作るのか不思議に思う方がいるかもしれません。確かに Google で検索すれば、どんな用語でも簡単に調べられますし、すでに定評のある用語辞典も揃っています。
でも、別に「ゼロから作る」わけではありません。
「パソコン用語解説」の記事数は 700
メールマガジン「週刊なにしろパソコン」の企画として「パソコン用語解説」を 2002年からほぼ毎週、15年以上続けてきました。その間に書いた記事数は 700本近くになり、そのうち 400本ほどを 2011年からネット上で公開しています。
基本から最新の用語まで、そこそこ網羅しています。また、用語解説は「比較」で分かりやすくなるので、ひとつの記事に複数の用語を解説することも多く、結果として 500 以上の用語を掲載しています。
そんな過去に紹介した用語は「すでに解説済み」として、基本的にはその後、私の文章では詳しい説明もしないで、当たり前のように使ってきました。
ところが、たまに読者の方から「記事で使われている用語が分からない」とお問い合わせいただくことがあるのです。
もちろん「それは以前、解説しましたよ」で対応してもいいのですが、初心者の方に優しいサイトを目指しているのに、それでは不親切ではないでしょうか?
そんなとき、気になる用語はいつでも、何度でも簡単にチェックできる『自前の分かりやすい用語集』があればいいのに… と思ったわけです。
気軽に繰り返し使える用語集にしたい
一方で、記事を書くたびに同じ用語を何度も解説すると「その用語はもう分かっています」という方もいるわけで、そのあたりのさじ加減は難しいです。
加えて、何年も前に解説した用語の中には「フロッピーディスク」「スカジー」「ISDN」などほとんど使われなくなったものや、現在では進化して執筆当時の内容とは合わないものもたくさん出てきました。
そこで今回、新たに「パソコン用語集」を作り、なるだけ最新の情報に更新して用語を分かりやすく紹介し、その解説の中で相互にリンクを貼ったり、五十音順で探したり、検索したりするのも簡単にしたいのです。
また、一度に複数の用語ではなく一語一語分けることで、他の記事中でも「詳しくは用語集で」と個別に紹介やリンクができるはずです。
最初にイラストと1行定義でガッチリ
そんな用語集は「どういう形式」にすれば分かりやすく、より多くの方に利用していただけるか試行錯誤しながら進めていくしかありません。とはいえ、最低限の「構想」はブログにまとめています。
参考どんな「パソコン用語集」を作りたいのか | なにごとも経験
各用語に対して以下のような構成にします。
- 一語にひとつの「イラスト」
- まずは強引に「一行定義」
- 次に「140文字以内解説」
- 必要に応じて情報を追加
最初に「イラスト」と「一行定義」でパッと伝わるようにしたいです。
定番の「IT用語辞典 e-Words」や「ASCII.jpデジタル用語辞典」は素晴らしいですが、イラストや写真はなくて文字だけなので、少し味気ないのは確かです。
だとしたら親しみやすく統一感のあるイラストは絶対に欲しいです。
さらに 140文字紹介は SNS でも利用できるようにして、その上で追加情報で記憶に定着させたり、用語を相互リンクさせていく予定です。
毎週末 2語を目標に少しずつ追加&充実
こうなると一語一語、しっかり作り込まないといけないので、すぐに何百もの用語は掲載できません。
それでも週末に 2つずつ増やせば1年もすれば 100語くらいになるわけで、徐々に充実できると考えております。
ぜひ、長い目で見守っていただけると幸いです。数年後には立派な「用語集」になるはずです。というか、そこまで育てたいです。
その過程で何かひとつでも、あなたのパソコンライフの充実につながるなら、これ以上の喜びはありません。
2017年7月17日
なにしろパソコン編集長
林 俊二